Glanz in Düsseldorf

2013年から2年間デュッセルドルフで過ごした生活を記録しました

school

3歳の息子は日本では年少さんクラスの幼稚園、7歳の息子は小学校1年生クラスに行き始め1週間がたちました。二人一緒に3歳から高校生までのインターナショナルスクールに通っています。家の近くにスクールバスも来るので、とっても助かります。

学校を決めるのに、こちらに来てから何校か見学に行きました。日本の教育とは違い、先生が黒板に書いてみんなノートに書き留める、といった感じではなくグループで考えた事を発表したり、外で探検したり、自分で考え、まとめ、発表する授業です。幼稚園でも、自分が好きなことをして遊ぶ感じです。日本の教育とかけ離れても帰国した時に大変なので、一番日本に近いカリキュラムの学校にしました。

息子の通っていた小学校1年生(6時間×5日+隔週土曜日3時間)と時間割を比較してみたいと思います。週の時間割はEnglish 9 (時間)、Math 8、Art 2、PE 2、German 7、IT 1、Music 2、Science 1、Library 1 です。その他、学活のような時間があります。英語が国語なので、日本よりも時間は2時間多いです。日本にあってこちらにない科目は当然ながら国語、 生活と書写と道徳です。体育は2時間続きで週1回しかありません。図工は日本では2時間続きが普通だと思うのですが、1時間で週2回です。1日7時間の時間割です。音楽と体育が少ないのでもっとあっても良いのに・・と思ったりしますが。毎日Germanがあるので私よりもドイツ語は話せるようになるでしょう。通訳を期待したいです。

学校では2時間目が終わるとブレイクがありカフェテリアで休憩があります。息子には果物を持たせていますが、皆パンを買ってたべたり、チョコレートやクッキーなどを食べているようです。中学生が「ガムや飴を学校に持って行って食べたいー」と話していたのを思い出します。「持って行ったら不良」という真面目な日本人とはかけ離れた世界です。日本の学生魂、素晴らしい☆

息子には日本に帰った時にも適応できるよう、スナックは持たせていませんでしたが、チョコ好きの息子はチョコをお友達が食べるのを見ていたら、どうしても食べたくなるようです。水曜日だけはチョコシリアルを持って行くお楽しみの日にしようと決めました。3歳の息子は何も言わず2回もあるスナックタイムの果物を完食しています。

ランチタイムのカフェテリアでは ベジタリアン、お子様メニュー、中学生~向きの3つのメニューから選んでデザートまでつく食事も頼めます。パスタやマカロニが多いようです。今のところ毎日お弁当を持たせています。姉からもらった保温お弁当箱が船便で届いて喜んでいます。魔法みたいなお弁当箱を嬉しそうに持っていきました。

日本の教育と違う点は、1年生の間、書く宿題はまったくありません。本読みを重視しています。算数プリントもまったくありません。日本人補習学校に土曜日通っていますので漢字の宿題などはありますが日々の学校の宿題はとても少なく感じます。また全部ロッカーに置いて帰るので、教科書も見たことはありませんし、時間割りの教科書をそろえてランドセルに入れるという作業もありません。気楽ですが、何を勉強しているのか心配ではあります。

学校からの資料、宿題はもちろん英語なので、英語は役立ちますが、ドイツ語の本読み宿題が出たら私には無理です・・・。英語と似ているんじゃないかな?と言う人もいますが、単語も推測できないものも多くて、はっきり言って全く分かりません。これから頑張ります。環境の違う学校ですが、日本人の生徒も数人いるようで、通訳してもらって頑張っているようです。幼稚園の息子もカリキュラムがありドイツ語を勉強しているはずですが、何やったの?と聞いても、塗り絵をしたかな??としか答えません・・・