Glanz in Düsseldorf

2013年から2年間デュッセルドルフで過ごした生活を記録しました

Schultüte

ドイツではもうすぐ夏休みが始まります。日本では年中さんの息子ですが、9月からは小学1年生に進級します。そして小学1年生はとっても盛大にお祝いするのだそうです!ドイツで“小学校の入学式”といえば、多くのドイツ人は“シュール・テューテ(Schultüte)”を連想するのではないでしょうか。シュール・ テューテとは大きなとんがり帽のような円錐形の袋のことで、中にはお菓子や文房具、靴下などが入っています。子どもの身長の半分ほどある大きな袋ですが、 それを抱える子どもは「今日から小学生!」と誇らしげ。初登校の日にだけ持つことができる新1 年生の特権なのです。

 シュール・テューテは入学式の季節になると、デパートなどで市販品を見かけますが、母親の手作りが伝統的慣習。そして今回、幼稚園で作りました。シュール・テューテの作り方を幼稚園で親切に教えてくれました。指導を受けながら1時間ほど で完成するかと思いきや、全然終わらず宿題になりました。

入学式の日まで秘密にして、こっそり作ってサプライズで渡すのが伝統的らしいので夜中に作って寝不足になるらしいです・・・