Glanz in Düsseldorf

2013年から2年間デュッセルドルフで過ごした生活を記録しました

Mont Saint-Michel, Chartres

海岸でたくさんの貝殻を拾って、モンサンミッシェルに出発です。満ち潮の時には海に浮かび、引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていたそうです。島の入口には潮の干満時刻を示した表示があり、満潮時には 浜に降りないようにと記されています。最も大きい潮が押し寄せるのは満月と新月の28-36時間後といわれており、引き潮により沖合い18kmまで引いた潮が、猛烈な速度で押し寄せるようです。このためかつては多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたといい、「モンサンミッシェルに行くなら、遺書を置いて行け」という言い伝えがあったというのも実感できます。1877年に対岸との間に地続きの道路が作られ、潮の干満に関係なく島へと渡れるようになりましたが、これによって潮流をせき止めることとなり、100年間で2mもの砂が堆積してしまいました。急速な陸地化が島の周囲で進行しており、島の間際まで潮がくることは滅多になくなりつつあります。かつての姿を取り戻すべく2009年には地続きの道路が取り壊され、今年になって新たな橋が完成しました。

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沢山の観光客で賑わっていました。細い路地は前に進めないほどです。

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モンサンミッシェルを後にして、3時間のドライブ。シャルトルに到着です。ここの大聖堂はフランス国内において最も美しいゴシック建築のひとつと考えられています。ステンドグラスが素敵でした。

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今日宿泊するのは森の中のホテル。見渡す限り小麦畑の中にぽつんとあるホテルです。まさに知る人ぞ知る隠れたこだわりの宿☆オーナーは素敵な女性。デザインのお仕事もされていると言われていたのでとてもおしゃれな部屋です。靴をぬいで過ごすお部屋は久し振り!タイのデザインが好きだそうです。アジアの雰囲気は落ち着きます。朝ごはんはスムージーを作ってくれました。オーナーのこだわりが感じられる暖かい宿でした。

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