Glanz in Düsseldorf

2013年から2年間デュッセルドルフで過ごした生活を記録しました

日本にはない素晴らしい公園

2日連続公園遊びに出かけています。冬には夕方4時には暗かったですが、今では6時でも明るいので気分が晴れます。そして子ども達は外で遊べる時間が増えました。ドイツの公園はとにかく広いですが、それだけでなく遊具も沢山あり、日本では汚い、危険と言って避けるであろう遊びも沢山あります。子どもが自由に遊べる空間が日本では失われてしまっていると思います。作られた公園はあっても、自分達が作る公園はないでしょう。ドイツの公園は子ども達の冒険心や譲り合いなどのルール、危険な事にも挑戦する勇気を育めます。

手前に青く見える部分はすり鉢のようになっていて、間違ってハンドルを切ると下まで落ちます。

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この公園は遊具(ボール、縄跳び、竹馬など)を自由に借りられます。そして乗馬のウマもポニーも羊もウサギもいます。急降下の丘や高い木もたくさん。木につないだロープ渡りや木登りも自由、砂遊びも水も思い切り使ってよいです。そしてさずがドイツ、足こぎの乗り物がたくさんあります。黒板に自分の名前を書いて予約します。時計を見て時間を考えながら、次の人と交代します。

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坂道をカーブするコースは危なそうですが、子ども達は怪我をすることもなく乗りこなします。坂道では友達に後ろから押してもらったり、楽しそうです。そして、変わっているのが、基地作り!木や釘、のこぎり、ハンマーを借りて自分の小屋を作れます。子供用にのこぎりは切れにくいものですが、どれも本物です。アドバイスをしてくれる、おじさんの指導も受けられます。子ども達は自分でドイツ語で道具を借りて、木を探し作っていきます。

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この公園無料です。危険は自己管理ですが、不思議と誰も怪我をしないです。ターザンロープも高いところにあったり、安全性もどうか??と考える場所も多々ありますが、危ないから、汚いから止めなさいという日本の文化とは違いますね。かくれんぼをしても隠れる場所がない日本の公園と違い、子ども達が生き生きと遊んでいる公園は見ているだけでも楽しいです。