Glanz in Düsseldorf

2013年から2年間デュッセルドルフで過ごした生活を記録しました

Nordlichter in Island

アイスランドへ行ってきました。夏であれば、直行便もあるし、珍しいパフィンという鳥を見ることができるのですが、オーロラを見たかったので新年に旅行を計画しました。コペンハーゲンで乗り継ぎ3時間です。1~2時間で違う国に行けるドイツ。乗り継いで3時間以上は遠く感じました。朝6時に家を出て夕方到着しました。アイスランドの首都、レイキャビク。世界で最も北にある首都で「最も空気のきれいな首都」とも言われています。高いビルはほとんどなく、カラフルでかわいらしい建物が並んでいます。クリスマスのイルミネーションも残っていて綺麗でした。そしてアパートメントホテルへ。アイスランドは物価が高いと聞いていたので食材などをスーツケースに詰めていきました。夕食を食べて、いよいよオーロラハンティングへ。

オーロラは北極点や南極点といった極点に近いほど見えやすいというわけではなく、緯度が65〜80度あたりを結ぶ帯状の『オーロラオーバル(オーロラ帯・オーロラベルト)』の地域でよく発生すると言われています。アイスランドはこのオーロラオーバルの直下に位置していることに加え、気温や鑑賞スポットへのアクセスなど、いろいろな面でオーロラ鑑賞にとても都合のよいことがたくさんあります。

  1. そんなに寒くない
  2. 早い時間帯にオーロラが出ることが多い
  3. 街の近くでオーロラが見られる

オーロラの見える他の地域、アラスカやフィンランド北部などでは、冬の夜にはマイナス20~30度になるそうですが、それに比べてとても暖かいので過ごしやすいです。バスのガイドさんは英語で色々と楽しい話をしてくれました。市内からバスで一時間弱、国立公園内にあるオーロラのスポットで待機です。オーロラはだんだんと現れてきます。空にずっと出ている訳ではなくすぐに消えてしまいます。そして天気が変わりやすいので、晴れていても雲に覆われて雪や雨が降ったり、30分で天気は全く違います。深い雪道とマイナス2度くらいの中で待ちます。子ども達はオーロラよりも雪で遊んでいました。

最初に見えたオーロラは緑色

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途中で曇ってきて見えなくなってしまったので、別のスポットまでバスで移動。バスの中で待機していたところ、ガイドさんの叫ぶ声!今日一番のオーロラです。

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ガイドさんはオーロラを求めて粘り強く場所を変えて案内してくれます。マイナス5度でさえぎるもののない見渡す限り雪の中の強風は寒かったです。子ども達は夢の中でしたが最後に綺麗なオーロラを見ることができました。ホテルに着いたのは深夜1時を過ぎていました。1回のチャンスで見られてラッキーでした。